Tennis.Blueprint
Nutrition & Recovery

睡眠を"第3のセッション"にする

練習と栄養と並ぶ"第3のセッション"が睡眠。プロは8.5時間以上を確保し、 深睡眠とREMの質をモニタリングする。光、温度、食事、デバイス 4つの軸で睡眠衛生を設計する。

🎯 平均睡眠時間 ≥ 8.5h / 深睡眠 ≥ 1.5h / 起床時HRV安定 🎓 スポーツ栄養士: Y. オキナワ #sleep#recovery#circadian#hygiene

計測ターゲット

総睡眠時間

≥ 8.5h

4週移動平均

深睡眠時間

≥ 1.5h

スマートウォッチ計測

入眠時間

≤ 15min

床に入ってから入眠まで

起床時間

±30min

週内のばらつき

▸ Mindset Codes

マインドセット

  • 睡眠は時間ではなく、設計と環境の関数。
  • 「もう少しだけ」のスマホ5分が、翌日の1stサーブIN%を5%下げる。
  • 睡眠不足は反応速度を、二日酔いと同じレベルまで落とす(0.05% BAC相当)。

行動設定 — Daily / Weekly Routine

  1. 起床直後

    太陽光10分(屋外)で体内時計をリセット

  2. 13時以降

    カフェイン摂取を停止

  3. 19時

    夕食終了、以降は軽い水分のみ

  4. 21時

    ブルーライト遮断、室温18-20°C

  5. 22-23時

    入眠

睡眠と運動パフォーマンス

研究で示されている事実:

  • 睡眠時間6h以下を1週間続けると、反応速度が 40%低下
  • 睡眠 < 7h の選手は怪我リスクが 70%上昇
  • 睡眠 ≥ 9h を続けたバスケ選手は3点シュート成功率が 9%向上

プロテニスは反応速度・判断速度の競技なので、睡眠不足の影響は格段に大きい

光プロトコル

時間帯推奨
朝(起床後30分)1,000lux以上の光を10分
日中屋外で30分以上
夕方強い光を浴びすぎない
夜(就寝2h前)50lux以下の暖色光のみ

食事と睡眠

  • 就寝3時間前までに最後の固形食
  • 就寝1時間前以降のカフェイン・アルコール禁止
  • 就寝前の軽いタンパク質(カゼイン)は筋修復を促進

ありがちな失敗

  • 試合前夜だけ早寝する → 普段との時差で逆に眠れない
  • 週末に寝だめする → 体内時計が崩れ、平日のパフォーマンス低下
  • アルコールで眠気を作る → REM睡眠が阻害され回復が浅くなる
  • 寝室をスマホ閲覧室にする → 寝室=睡眠の場、という条件付けが壊れる

練習ドリル

専門家が実際に練習に組み込んでいるドリル。週単位でローテーション可能な単位に分解されている。

スリープ・トラッキング

⏱ 14days ● Low

自分の睡眠パターンを"見える化"する

  1. 1 スマートウォッチ or リング装着で2週間データ取得
  2. 2 各日の入眠/起床/中途覚醒を記録
  3. 3 練習負荷との相関を可視化
  4. 4 改善が必要な指標を1つに絞り行動を設計

寝室環境最適化

⏱ 60min ● Low

寝室を"パフォーマンス装置"として整える

  1. 1 遮光カーテン+アイマスクで完全暗闇
  2. 2 室温18-20°C、湿度50%
  3. 3 リネンを冷感素材に統一
  4. 4 寝室にスマホ・タブレットを持ち込まない

パワー・ナップ

⏱ 25min ● Low

練習間の短時間休息で集中力を回復

  1. 1 練習後の食事30分後、20-25分のナップ
  2. 2 横になる前にコーヒー1杯(コーヒーナップ法)
  3. 3 起床後5分は静かな環境で
  4. 4 練習日のみ実施